日野裕太郎『スイング・スイング』感想
『スイング・スイング』
日野裕太郎
サークル名:下町飲酒会 駄文支部
2011/12/31 コミックマーケット81発行
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スイング・スイング――金属バットを振るう彼女の一振り。
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主人公――円(まどか)はいじめにあっている。
幼馴染のともるは金属バットを手に円を助けに来る。
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登場人物は円を除いて皆影を背負っている。
明るそうに見えるともるさえ。
だが、全体を通しての印象は、痛快な青春群像劇。喜びも痛みも飲み込んだひと夏の思い出。
甘酸っぱい恋。
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